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こんにちは!節約とプチ副業をつなぐ家計サポート発信者の北原さやかです。
2026年、副業ワーカーにとって朗報となる大きな変化が起きています。長らく待たれていた「iPhoneへのスマホ用電子証明書の搭載」が本格的に普及し、マイナンバーカードを用いた税務手続きが劇的に進化しました。
結論から言うと、現在の副業の確定申告は、お持ちのスマートフォンさえあれば、税務署に行く必要もなく、自宅にいながら「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」で全て完結させることができます。
「確定申告って難しそう」「会社に副業がバレるのが怖い」と後回しにしてしまう気持ち、すごくよく分かります。私も最初は、領収書の山と専門用語だらけの画面を前に途方に暮れ、役所の窓口で泣きそうになった経験があります。
しかし、事前設定さえ済ませれば、今や入力の手間すら自動化で大幅に省ける時代になりました。むやみに怖がる必要はありません。
この記事では、2026年の最新動向を交えながら、ポイ活やWebライター、フリマアプリなど、ムリのない範囲で小さな副業を頑張る会社員のあなたに向けて、スマホを使った確定申告のやり方を徹底解説します。
絶対に知っておきたい「20万円ルール」や「会社にバレないための対策と自治体の例外」も、私の実体験に基づくリアルな視点でお伝えします。いきなり大きく稼がなくても大丈夫。まずは足元のお金と税金のルールをしっかり整えていきましょう!
この記事でわかること(要点まとめ)
- 2026年の最新動向:iPhoneの電子証明書対応(iPhone 7以降・iOS 15以降)により、カード本体を持ち歩かなくてもスマホ単体で申告可能な環境が整備された。
- 20万円ルールの罠:所得税の申告は「所得(売上−経費)」が20万円超で必須だが、住民税の申告は1円でも利益が出れば必須。
- 身バレ対策と落とし穴:会社に副業を知られないためには住民税の「普通徴収」を選ぶのが基本だが、自治体によっては認められない例外もあるため事前確認が必須。
- 必要な3種の神器:対応スマホ、マイナンバーカード(と2種類のパスワード)、マイナポータルアプリの準備が欠かせない。
- 自己防衛の徹底:税制や自治体のルールは変わるため、最終確認は必ず国税庁や各市区町村の公式サイト(一次情報)で行うこと。
【2026年最新ニュース】iPhoneへの「スマホ用電子証明書」搭載で何が変わる?
今年の確定申告において、最も注目すべきニュースが「iPhoneのスマホ用電子証明書搭載」の本格対応です。
これまで、Android端末の一部では先行して導入されていたこの機能ですが、ついにiPhoneユーザーもその恩恵をフルに受けられるようになりました。デジタル庁の発表資料等でも推進されているこの仕組みにより、私たちの申告作業は驚くほどスマートになっています。
カード本体を持ち歩かなくてよくなる
「スマホ用電子証明書」とは、簡単に言えば、マイナンバーカードの中に入っているICチップの機能を、スマートフォン本体の中に直接ダウンロードして組み込んでしまう機能です。
【対応要件の目安】
- 対象機種:iPhone 7以降の機種
- OSバージョン:iOS 15.0以上
これまでe-Taxでスマホ申告をする際は、ログイン時や電子署名を送信するたびに、マイナンバーカード本体をスマホの背面にピタッと密着させて読み取る必要がありました。これが「スマホカバーを外さないと読み取れない」「数ミリ位置がずれてエラーになる」「読み取り中に動かしてしまって最初からやり直し」と、地味に大きなストレスだったのです。
しかし、この機能が搭載された対応のiPhoneであれば、あらかじめマイナポータルアプリから設定をしておくことで、カード本体を手元に用意しなくても、スマホの生体認証(Face IDやTouch ID)だけでサクッとログインや申告ができるようになります。
マイナポータル連携がさらにシームレスに
この進化により、確定申告のハードルは一段と下がりました。
移動中の電車の中や、お気に入りのカフェでのスキマ時間でも、手元にスマホさえあれば、マイナポータルと連携して医療費控除のデータを取得したり、ふるさと納税の履歴を確認したりといった作業がスムーズに行えます。
「確定申告は、まとまった時間をとってパソコンの前に座ってやるもの」という常識は、2026年現在、完全に過去のものになりつつあります。デジタル庁や国税庁のシステム改修は年々進んでおり、ユーザーインターフェースも洗練されてきているため、このデジタル化の波に乗らない手はありません。
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— 北原 さやか
そもそもあなたの副業に確定申告は必要?「20万円ルール」を徹底解剖
副業をしている会社員が一番最初にぶつかる疑問であり、最も不安を感じるのが「自分は確定申告をしなければならないのか?」という点です。
よくネット上やSNSで「副業収入が年間20万円を超えたら申告が必要」と言われますが、ここには初心者が陥りやすい大きな勘違いが潜んでいます。
「収入(売上)」ではなく「所得(利益)」で計算する
「副業で25万円稼いだから、絶対に確定申告しなきゃ!」と慌てる前に、まずは落ち着いて計算式を確認しましょう。税金の世界では、以下の式が絶対のルールです。
【収入(売上)】−【必要経費】=【所得】
確定申告が必要かどうかの基準となる「20万円」とは、売上である収入ではなく、経費を差し引いた後の「所得」の金額を指します。
例えば、あなたがWebライターの副業で年間30万円の「収入(売上)」があったとします。しかし、仕事に使うためのパソコン代、通信費、資料代、オンラインサロンの会費などで年間15万円の「必要経費」がかかっていた場合、30万円−15万円=15万円があなたの「所得」になります。
このケースでは、所得が20万円以下に収まっているため、国に納める「所得税の確定申告」は原則として不要となります。売上金額だけを見て早とちりしないよう、1年間の経費をしっかり集計することが第一歩です。
副業の所得は「雑所得」が基本
会社員の副業は、その仕事内容や規模によって税務上の分類が変わります。
ポイ活、アンケートモニター、単発のWebライティング、アフィリエイト、フードデリバリーなど、ムリのない範囲で小さく稼ぐ副業の多くは「雑所得(ざつしょとく)」に分類されます。
ある程度の規模(例えば売上が数百万円単位)になり、継続的かつ独立して行っていると税務署に認められれば「事業所得」となり、青色申告による最大65万円の特別控除など大きな節税メリットを受けられます。しかし、最初は無理をせず、手続きがシンプルな雑所得からスタートするのが一般的であり、私もそれをおすすめしています。
フリマアプリの不用品販売はどうなる?
ここでよく読者の方から聞かれるのが、「メルカリで着なくなった服や子供のおもちゃを売って30万円になったけど、これも申告するの?」という疑問です。
結論から言うと、生活のために使っていた衣服、家具、書籍などの「生活用動産」の売却で得た収入は、原則として非課税です。金額にかかわらず、確定申告の対象にはなりません。
ただし、「最初から転売して利益を出す目的で安く仕入れた」「自分で作ったハンドメイド作品を継続的に販売している」といった場合は、営利目的とみなされ、雑所得や事業所得として申告が必要になるので注意してください。税務署は「継続性」と「営利目的」をしっかり見ています。
経費の考え方と「家事按分(かじあんぶん)」のリアル
所得を正しく計算するためには、「何が経費になるのか」を正確に理解する必要があります。ここを適当にすると、払わなくてもいい税金を多く払うことになってしまいます。逆に、何でもかんでも経費にしようとすると脱税になります。
経費にできるもの・できないもの
経費とは、「その売上を作るために直接かかった費用」のことです。以下に、スマホ副業や在宅ワークでよくある経費の例をまとめました。
勘定科目 具体例・内容
通信費 インターネット回線代、スマホの通信料、サーバーレンタル代
消耗品費 10万円未満のパソコン、文房具、プリンターのインク代、スマホアクセサリ
旅費交通費 取材や打ち合わせのための電車代、バス代、コワーキングスペースへの移動費
新聞図書費 業務に必要な書籍、雑誌、有料note等の情報収集費
接待交際費 業務上の取引先とのカフェ代や会食費(※プライベートな友人はNG)
一方で、会社員としての本業に着ていくスーツ代や、副業に関係のないプライベートな旅行代、家族との外食費などは絶対に経費にはできません。
自宅で作業するなら「家事按分」をマスターしよう
在宅で副業をしている場合、自宅の家賃や光熱費、インターネット代などを全額経費にすることはできません。生活費(プライベート)と事業費(副業)が混ざっている状態だからです。
これを、合理的な基準で分けることを「家事按分(かじあんぶん)」と呼びます。
例えば、家賃が月10万円で、部屋全体の面積のうち20%を副業専用のワークスペースとして使っている場合、10万円の20%である「月2万円」を地代家賃として経費に計上できます。
通信費であれば、「週の稼働時間」や「データ通信量」を基準に、例えば「スマホ代の30%を副業の経費にする」といった形で計算します。
ここで大切なのは、「なぜその割合にしたのか」を論理的に説明できることです。税務署から「なぜ家賃の50%を経費にしているのですか?」と聞かれたときに、「間取り図のこの部分を専用スペースにしているからです」と堂々と根拠を説明できるようにメモや図面を残しておくことが、誠実な確定申告の基本です。

会社に副業がバレる仕組みと、「住民税」のリアルな対策
「マイナンバーカードを使って確定申告をすると、会社に副業がバレてしまうのでは?」と不安に思う方も多いですが、これは半分誤解で、半分正解です。
マイナンバーから直接情報が漏れるわけではない
まず安心いただきたいのは、マイナンバーという12桁の番号そのものから、税務署や市役所があなたの勤務先へ「この人は副業していますよ」と直接通知を送ることは原則としてありません。行政機関が法律で定められた目的以外で個人情報を漏らすことは厳しく禁じられています。
では、なぜ「副業がバレる」という話が尽きないのでしょうか。その最大の原因は、マイナンバーではなく「住民税の決定通知書」の存在にあります。
バレる原因は「住民税の金額」の違和感
会社員の場合、住民税は毎月の給与から天引きされる「特別徴収(とくべつちょうしゅう)」という仕組みになっています。
あなたが確定申告をすると、本業の給与所得と副業の雑所得が合算され、そのトータルの所得に基づいて翌年の住民税が再計算されます。
そして、毎年5月頃にあなたの本業の会社へ「この社員の今年の住民税は〇〇円です」という決定通知書が送られます。
会社の経理担当者がそれを見たとき、「うちの会社が払っている給与の額に対して、この社員の住民税が高すぎる。計算が合わないから、他で収入があるな」と違和感を抱き、副業が発覚してしまうのです。
会社に知られないための「普通徴収」という選択
この事態を防ぐための有効な対策があります。
確定申告書をスマホで作成していくと、後半に「住民税に関する事項」という入力項目が現れます。ここで、副業分の住民税の納付方法を必ず「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れてください。
これを選択することで、本業の給与分の住民税はこれまで通り会社から天引きされ、副業で増えた分の住民税の納付書だけが、6月頃にあなたの自宅に直接郵送されるようになります。
自宅に届いた納付書を使って、コンビニやスマホ決済で自分で支払えば、会社には本業分の住民税額しか通知されないため、副業を察知されるリスクを大幅に下げることができます。
【重要】100%安全とは言い切れない!自治体による例外ルール
ただし、「普通徴収にチェックを入れれば絶対に100%バレない」と断言することはできません。ここには2つの大きなリスクが潜んでいます。
1つ目は、役所の担当者の確認漏れといったヒューマンエラーです。あなたが「普通徴収」にチェックを入れて申告しても、役所側の手違いで会社に合算された通知が送られてしまう事故が、毎年少なからず発生しています。
2つ目は、自治体独自のルールです。近年、多くの市区町村が税金の取りっぱぐれを防ぐために「特別徴収(会社からの天引き)」を強力に推進しています。そのため、自治体によっては「給与所得以外の雑所得であっても、普通徴収への切り替えを一切認めず、強制的に特別徴収にする」という厳しい運用をしているケースがあるのです。
これを防ぐための私のリアルな対策をお伝えします。
確定申告が終わった後の4月中旬〜下旬頃に、お住まいの市区町村の税務課(市民税課など)に直接電話をかけ、「先日確定申告をしたが、副業分の住民税は間違いなく普通徴収になっているか」「そもそも私の住んでいる自治体は、雑所得の普通徴収を認めているか」を確認することです。
少し手間ですが、ここまでやれば手違いやルール変更による身バレはほぼ確実に防げます。自分の身は自分で守る意識を持ちましょう。
副業所得が20万円以下でも「住民税の申告」は必須
ここで、多くの方が陥りやすい罠について、もう一つお話しします。
先ほど、「副業の所得が20万円以下なら所得税の確定申告は不要」とお伝えしました。しかし、これはあくまで国に納める「所得税」に限ったルールです。
あなたが住んでいる自治体に納める「住民税」には、この20万円ルールは一切適用されません。
たとえ副業の所得が年間1万円であっても、利益が出た以上は、お住まいの市区町村の役場へ行って「住民税の申告」をしなければならないのが法律上の決まりです。
「ネットで『確定申告は不要』だと見たから何もしなかったら、数年後に市役所からお尋ねの封筒が来て、延滞金を含めて支払うことになった」というトラブルは非常に多いです。住民税の無申告は、立派なルール違反になります。
なお、所得税の「確定申告(e-Taxなど)」を行えば、そのデータは自動的に市役所へも共有されるため、別途で住民税の申告をする必要はありません。
医療費控除やふるさと納税などでどうせ確定申告をする人は、ついでに20万円以下の副業所得も一緒に申告してしまった方が、手続きが1回で終わるのでおすすめです。

失敗談あり!スマホ申告に必要な「3種の神器」と事前準備
さて、いよいよ確定申告の準備です。スムーズに進めるためには、事前の準備が8割を占めます。以下の3つを手元に用意してください。
1. マイナンバーカード対応のスマートフォン
e-Taxでのスマホ申告には、NFC(近距離無線通信)機能がついたスマートフォンが必要です。
最近の機種であれば概ね対応していますが、古い機種だとICチップを読み取れないことがあります。事前にデジタル庁のサイト等で、ご自身のスマホが読み取り対応機種かどうかを確認しておきましょう。前述の「スマホ用電子証明書」に対応しているかも合わせてチェックすると良いですね。
2. マイナンバーカード本体と「2つのパスワード」
ここが、最も多くの人が挫折する最大のつまずきポイントです。
マイナンバーカードを発行した際、役所の窓口で設定したパスワード(暗証番号)の控えは手元にありますか?スマホ申告では、以下の2種類のパスワードが絶対に必要になります。
① 利用者証明用電子証明書(数字4桁)
マイナポータルやe-Taxにログインする際の本人確認に使います。3回連続で間違えるとロックがかかります。
② 署名用電子証明書(英数字6~16文字)
作成した確定申告のデータを税務署に送信する際、「確かに私が作成しました」という電子署名をするために使います。5回連続で間違えるとロックがかかります。
実は私自身、初めてスマホ申告をした年に大失敗をしました。「数字4桁だから銀行の暗証番号と同じだろう」と記憶を頼りに適当に入力した結果、見事に3回連続で間違えてロックをかけてしまったのです。
ロックがかかるとスマホ上ではどうすることもできず、2月の凍えるような寒さの中、大混雑する区役所の窓口で2時間も待ってパスワード初期化の手続きをする羽目になりました。あの時は本当に心が折れそうになりました。
パスワードがあやふやな人は、申告期限ギリギリになってから焦らないよう、早めに役所で再設定を済ませておくことを強くおすすめします。また、電子証明書にはカード本体とは別に「発行から5回目の誕生日まで」という有効期限があります。期限切れが近い人は更新手続きも忘れずに行ってください。
3. マイナポータルアプリのインストール
スマートフォンのアプリストアから、デジタル庁が提供している公式の「マイナポータルアプリ」をダウンロードしておきます。
このアプリが、スマホとマイナンバーカードをつなぐ「鍵」の役割を果たします。セキュリティ上の観点からも、常に最新バージョンにアップデートしておくことが大切です。
e-Taxアプリを使ったスマホ申告の具体的な手順(5ステップ)
準備が整ったら、いよいよ申告作業に入ります。全体の流れを5つのステップで解説します。一度経験してしまえば、来年からは驚くほど早く終わりますよ。
STEP 1:1年間の売上と経費を集計する
スマホを開く前に、手元の数字を完成させます。
1月1日から12月31日までに得た副業の売上と、按分計算した経費の合計額を出しておきます。
ノートの切れ端でもエクセルでも構わないので、「売上:〇〇円」「通信費:〇〇円」「消耗品費:〇〇円」と、項目ごとにすぐに入力できる状態を作っておくのがコツです。ここで整理整頓しておくことが、途中で挫折しない秘訣です。
STEP 2:国税庁の「確定申告書等作成コーナー」へアクセス
スマートフォンのブラウザ(SafariやChromeなど)から、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。
トップ画面の「作成開始」をタップし、提出方法として「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選択します。画面の案内に従って、作成する申告書の年分(例えば「令和〇年分の申告書作成」)を選びます。
STEP 3:マイナポータルアプリで連携と自動入力
画面の指示に従うと、自動的にマイナポータルアプリが立ち上がります。
用意しておいた「数字4桁のパスワード」を入力し、スマホの背面にマイナンバーカードを密着させて読み取ります。(※前述のスマホ用電子証明書を設定済みのiPhoneであれば、生体認証のみでスムーズに通過できます)。
ここで「マイナポータル連携」を利用すると、非常に便利です。
事前に設定しておけば、生命保険料の控除証明書、ふるさと納税の寄付金受領証明書、医療費のデータなどが国税庁のシステムに一括で取得され、申告書の該当箇所に勝手に数字が入ります。紙の証明書を一枚ずつ見ながら手入力するあの地獄のような作業から解放されるので、絶対に活用してください。
STEP 4:本業の給与と副業の所得を入力する
自動入力されなかった情報を、画面の案内に沿って埋めていきます。
まずは、本業の会社からもらった「源泉徴収票」を手元に置き、支払金額や源泉徴収税額を入力します。最近は、スマホのカメラで源泉徴収票を撮影するだけで、AIが読み取って自動入力してくれるOCR機能も実装されており、さらにラクになりました。
次に、STEP 1で計算しておいた副業の数字を入力します。
「所得の種類」から「雑所得」を選び、種目(原稿料や広告収入など)、収入金額、必要経費の額を入力していきます。
すべて入力すると、スマホが自動で税金の計算を行ってくれます。最終的にあなたが追加で納めるべき税額、あるいは戻ってくる還付金の額が画面にドンと表示されます。
STEP 5:電子署名をして送信完了!
入力内容を確認し、先ほどお伝えした住民税の「自分で納付(普通徴収)」にチェックが入っているかをダブルチェックします。ここを忘れると会社にバレる原因になります。
問題なければ提出画面に進みます。最後に再びマイナポータルアプリが起動し、今度は「英数字6~16文字のパスワード(署名用電子証明書)」の入力を求められます。
パスワードを入力し、もう一度カード(または対応スマホ)で認証すれば、税務署へのデータ送信が完了です。
送信後に表示される「受付結果(受信通知)」の画面は、申告が正常に完了した大事な証拠です。必ずスクリーンショットを撮るか、PDF形式でスマホ内に保存して大切に保管しておきましょう。
【重要】YMYL領域に関する免責事項と情報収集のコツ
税金やお金に関わるジャンルは、専門用語でYMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれ、読者の人生に大きな影響を与える重要な情報です。発信者として、あなたに一つだけ強くお願いしたいことがあります。
※本記事は、2026年現在の一般的な税務ルールに基づき、会社員の副業を想定してわかりやすく解説したものです。特例の適用や、複雑な事業形態など、個別のケースにおける最終的な税務判断は、必ず管轄の税務署や税理士などの専門家にご確認ください。
税制やe-Taxのシステム仕様、自治体の住民税徴収ルールは、毎年のようにアップデートされます。
SNSや個人のブログ(この記事も含めて)の情報を鵜呑みにするのではなく、「最新の正しい情報は、必ず国税庁やデジタル庁、各市区町村の公式サイト等で一次情報を確認する」というクセをつけてください。疑問があれば、税務署の無料相談ダイヤルを活用するのが最も確実で安全な方法です。
筆者の考察:申告の手間を減らすことが、副業を長く続ける最大のコツ
家計サポートをしてきた筆者としての個人的な見解ですが、これからの時代、本業以外の「小さな収入源」を持つことは、家計の防衛策としてますます重要になっていきます。物価高や上がらない給料への一番の対抗策は、自ら稼ぐ力を少しでも身につけることだからです。
しかし、多くの人が「確定申告が面倒くさい」「税金が怖いから、これ以上稼ぐのはやめておこう」という理由で、せっかく始めた副業を辞めてしまったり、稼ぐ金額を意図的にセーブしたりしてしまいます。世間ではこれを「確定申告ブルー」などと呼んだりしますが、これは本当にもったいないことです。
税金は、いわばあなたの副業の「通信簿」です。
自分がどれだけ社会に価値を提供し、いくら稼ぎ、経費をどれだけ上手にコントロールできたのか。その結果として社会にいくら税金を納めるのか。この一連の流れを自分の手で完了させたとき、あなたはただの「雇われ人」から「小さなビジネスの経営者」へと、確実に視座が一段上がります。私自身、初めて自分の手で確定申告を終えた時の、あの「自立した!」という誇らしい感覚は今でも忘れられません。
行政の手続きは、私たちが思っている以上のスピードでデジタル化され、便利になっています。iPhoneの電子証明書対応などは、まさにその恩恵です。
テクノロジーの力で「面倒くさい」を極限まで減らすこと。
そして、浮いた時間とエネルギーを、副業のスキルアップや家族との時間に充てること。それこそが、無理のないペースで副業を長く育てていくための最大のコツだと私は考えています。
過度に怖がらず、便利なツールは徹底的に使い倒して、あなたらしい働き方を作っていってくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. スマホだけで本当に全部終わりますか?パソコンは不要?
一般的な会社員の給与所得と、副業の雑所得、そして医療費控除やふるさと納税の申告程度であれば、スマホだけで全く問題なく完結します。ただし、画面が小さいため入力に少し根気は必要です。今後、副業が成長して事業所得となり、複雑な「青色申告決算書」などを作るフェーズになれば、パソコンと会計ソフトを導入した方が圧倒的に作業効率は良くなります。
Q. 副業が赤字だったら確定申告しなくていい?
雑所得の場合、赤字であっても本業の給与からマイナス(損益通算)することはできず、税金は安くなりません。そのため、所得がゼロ以下なら申告する義務はありません。
しかし、もし副業の取引先から報酬が支払われる際に「源泉徴収(あらかじめ税金が10.21%天引きされていること)」がされていた場合は話が別です。確定申告をすることで、払いすぎていた税金が「還付金」として手元に戻ってくる可能性が高いので、赤字でも申告した方が確実にお得になります。
Q. 申告期限の直前にマイナンバーカードを紛失してしまいました。どうすればいい?
すぐにマイナンバー総合フリーダイヤルに電話をしてカードの機能を一時停止し、警察に遺失届を出してください。その上でスマホ申告ですが、カードがないとe-Taxは利用できません。期限が迫っている場合は、国税庁のサイトで作成した申告書を「紙で印刷」し、身分証明書(運転免許証など)とマイナンバーが記載された住民票のコピーを添付して、税務署に郵送するか窓口へ直接提出するというアナログな方法に切り替える必要があります。ギリギリでのトラブルは致命傷になるため、申告は早めに済ませましょう。
Q. 確定申告の期限(3月15日)を過ぎてしまったらどうなりますか?
期限を過ぎても申告(期限後申告)は可能ですが、本来納めるべき税金に加えて「無申告加算税」や「延滞税」といったペナルティ(罰金)が上乗せされる可能性があります。また、青色申告の場合は特別控除の額が最大65万円から10万円に減額されるなどデメリットが大きいです。気づいた時点ですぐに税務署へ行き、正直に申告と納税を済ませることが傷を最小限に抑える方法です。
Q. 間違えて申告してしまった場合は直せますか?
直せます。税金を「多く払いすぎていた」場合は「更正の請求(こうせいのせいきゅう)」という手続きで還付を受けることができます。逆に、税金を「少なく申告していた」場合は「修正申告」を行い、不足分を追加で納めます。どちらもe-Taxから手続き可能ですが、修正申告の場合は延滞税がかかることがあるため、早めの対応が肝心です。
まとめ
本業を持つ会社員が、最新のiPhoneとマイナンバーカードを使って副業の確定申告を行うためのマニュアルをお届けしました。振り返りとして、重要なポイントをまとめます。
- マイナンバーカードの機能がスマホ本体(iPhone 7以降・iOS15以降)に搭載され、手続きは驚くほどラクになっている。
- 副業の「所得(売上−経費)」が年間20万円を超えたら所得税の確定申告が必要。
- 所得20万円以下でも、お住まいの自治体への「住民税の申告」は必須。
- 会社に副業を知られたくない場合は住民税の「普通徴収」を選ぶが、自治体によっては認められない例外があるため事前確認を徹底する。
- パスワードの連続入力ミスによる「ロック」には要注意。事前に手元に控えておく。
- 個別の税務判断は、必ず国税庁のサイトや専門家に確認し、一次情報で自己防衛をする。
1年間のあなたの頑張りを、正しい手続きでしっかり形にしていきましょう。足元のお金を整えれば、心に余裕が生まれます。あなたの副業ライフを、これからも応援しています!
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— 北原 さやか


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