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「プラス1job」「スキルプラス」等のおすすめ支援サービスを活用した賢い副業の始め方

スマートフォンを手に持ち、画面に表示された「簡単に稼げる」という広告を見つめて不安そうな表情を浮かべる30代女性 未分類

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「1日の作業時間10分で稼げる」「AIを使って月収20万円」といった甘い言葉で消費者を誘い込み、高額なサポート費用を請求する副業トラブルが後を絶ちません。2023年4月13日には、消費者庁が「株式会社クレア」という事業者の「プラス1job」や「スキルプラス」といった名称をうたう副業支援サービスについて、消費者の利益を不当に害するおそれがあるとして具体的な注意喚起を発表しました。この事案では数十万円から百万円を超える被害が多数報告されています。

こんにちは、家計サポート発信者の北原さやかです。

終わりの見えない物価高と上がらない給料の中で、「少しでも家計の足しに」「子どもに我慢させたくない」と、すきま時間でできる副業を探している方は本当に多いと思います。

私自身も、家計のやりくりに悩んでポイ活や小さな副業を実生活で色々と試してきた一人です。

最初はネットに溢れる「誰でも簡単に稼げる」といった情報に振り回されてしまい、時間や労力を無駄にしてひどく疲れてしまった苦い経験があります。

だからこそ、「いきなり大きく稼がなくていい。足元から整えよう」という信条のもと、ムリなく続く範囲でのお金との向き合い方を発信しています。

今の時代、切実な思いにつけ込む悪質な手口は本当に巧妙になっています。

美味しい話には必ず裏がありますし、「ラクして大金が手に入る」魔法のような方法は存在しません。

今回は、消費者庁の発表内容といった具体的な事実をもとに、「プラス1job」「スキルプラス」といった副業トラブルで実際に何が起きているのか、その巧妙な手口と背景を詳しく解説します。

大切なお金を守りながら、安全に、そして着実に家計を支える副業を始めるための知識を、生活者目線でしっかりとお伝えしていきます。

消費者庁が注意喚起!株式会社クレアの「プラス1job」「スキルプラス」とは?

2023年(令和5年)4月13日、消費者庁は「株式会社クレア」(所在地:東京都新宿区)という事業者に関する注意喚起を公表しました。

「1日の作業時間10分」の簡単な作業をするだけで稼ぐことができるなどとうたい、最終的に多額の金銭を支払わせる手口が確認されたためです。

この業者は、「プラス1job」という名称の副業マニュアル(電子書籍やPDF)を最初に数千円程度で販売し、その後「スキルプラス」などの名称の付いた高額なサポートプランを電話で執拗に勧誘していました。

消費者庁の発表によると、被害額は10万円から、高いケースでは130万円以上にのぼることも確認されています。

ネット上でも「解約したいのに連絡がつかない」「借金だけが残ってしまった」という深刻な声が相次いでいました。

巧妙化する勧誘ステップの実態

消費者庁の公表資料や、全国の消費生活センターに寄せられた相談事例を読み解くと、この手の悪質業者には共通する「3つのステップ」があります。

ステップ1:入り口は「少額」で安心させる
最初は、SNSの広告やLINEを通じて「スマホで簡単作業」「初心者でもその日から稼げる」と誘い込んできます。

そして、仕事の内容を知るためのマニュアル代や初期費用として、2,000円〜7,000円程度の少額を支払わせます。

「この程度の金額なら、失敗してもいいか」と思わせるのが彼らの狙いです。

ステップ2:電話での高額サポートプランの勧誘
マニュアルを購入すると、「具体的な仕事の進め方を説明する」という名目で電話面談に誘導されます。

電話口では、「マニュアルだけでは稼げない」「高額なサポートプラン(例:スキルプラス)に加入すれば、プロが徹底的に支援するからすぐに元が取れる」と長時間にわたって勧誘されます。

「月収50万円稼いでいる人がいる」などと架空の成功体験を語り、消費者の冷静な判断力を奪っていくのです。

ステップ3:消費者金融での借り入れを指示
最も悪質なのが、消費者が「そんな高額なお金はない」と断ろうとした際の対応です。

「クレジットカードのキャッシング枠を使えばいい」「消費者金融で借りても、副業の収入ですぐに返済できるから大丈夫」と、借金を強く推奨してきます。

中には、スマートフォンの画面共有アプリ(遠隔操作アプリ)をインストールさせ、業者の指示通りに消費者金融のサイトで借り入れの手続きをさせられたという報告もあります。

「副業で稼ぐため」に始めたはずが、気がつけば高額な借金を背負わされている。これが、株式会社クレアのような業者が行う手口の恐ろしい実態です。


なぜ今、高額な副業トラブルが急増しているのか?背景にある社会的要因

こうした悪質な業者が後を絶たず、被害が拡大し続けている背景には、私たちの生活を取り巻く厳しい経済状況と社会の変化があります。

単に「騙される人が不注意なだけ」で片付けられる問題ではありません。

物価高騰と実質賃金の低下による「生活不安」

終わりの見えない食料品や日用品の値上げ、電気代・ガス代の高騰など、生活費の負担は増すばかりです。

一方で、賃金の上昇はそれに追いつかず、多くの家庭が実質的な収入減に直面しています。

「今の給料だけでは将来が不安」「少しでも生活を楽にしたい」「子どもに習い事をさせてあげたい」という切実な願いや焦りが、冷静な判断力を曇らせてしまうのです。

業者はそうした「心の隙」や「家族を想う気持ち」に巧みにつけ込んできます。

「働き方改革」と副業解禁の波

国が「働き方改革」の一環として副業を推進し、多くの企業が副業を解禁するようになりました。

副業がかつてのような「隠れてコソコソやるもの」から、「誰もが当たり前に取り組むもの」へと社会の認識が変わってきたのです。

「周りもやっているから」「国も推奨しているから」という安心感が、皮肉なことに、副業をうたう悪質なサービスに対する警戒心を薄れさせてしまっていると考えられます。

誰もが副業を探している今、それは悪質業者にとって「巨大な市場(ターゲット)」になっているのです。

AI(人工知能)技術の急速な発展と過信

さらに近年では、ChatGPTをはじめとするAI技術の急速な発展が、新たな手口を生み出す温床になっています。

「最新のAIを使えば、何もしなくても自動で稼げる」「AIが勝手に記事を書いてくれるから、スキルは一切不要」と言われるとどうでしょうか。

普段AIに触れていない専門知識のない方は、「時代はそこまで進んでいるのか」「これなら自分にもできるかもしれない」と信じ込んでしまいがちです。

未知の最新テクノロジーに対する「期待」と「知識不足」が、詐欺的な勧誘を正当化する強力な武器として利用されているのが現状です。

※画像はAIによるイメージ

【比較】安全な副業と危険な副業の決定的な違い

では、生活の足しになる安全な副業と、絶対に手を出してはいけない危険な副業は、具体的にどこで見分ければよいのでしょうか。

消費者庁の注意喚起や過去のトラブル事例を踏まえ、両者の違いを分かりやすく表にまとめました。

チェック項目 危険な副業(悪質業者の特徴) 安全な副業(一般的な仕事)
初期費用・サポート代 数万円〜数十万円の高額請求がある(後払い・借金推奨も) 原則無料(※一部の専門スクール等での学習費を除く)
仕事の内容・説明 「スマホをタップするだけ」「AIにお任せ」等、極端に簡単 必要なスキルや作業内容、納期などが具体的に明記されている
収入の保証 「絶対に稼げる」「月収〇万円保証」と断言する 成果や作業量に応じた報酬であり、利益の保証は一切ない
勧誘の方法 電話やLINEで個別にしつこく勧誘し、その場での決断を迫る 自分の意思で応募・辞退ができ、強引な引き留めや勧誘はない
運営会社の情報 所在地がバーチャルオフィス、連絡先が携帯番号のみなど不明瞭 法人登記があり、固定電話や詳細な企業情報が公開されている

この表からも分かるように、最大の警戒ポイントは「仕事をするためにお金を払わされる」という不自然な構造です。

本来、副業(仕事)というのは「自分の労働力やスキル、時間を提供して、その対価として企業や依頼主から報酬を受け取る」ものです。

「あなたに仕事を回すために、まず数十万円払ってください」「稼ぐためのツール代が必要です」と言われた時点で、それは副業の提供ではなく、ただの情報商材の販売や詐欺的な勧誘である可能性が極めて高いと判断すべきです。

お金を稼ぎたいのにお金を払う。この矛盾に気づくことが、身を守る第一歩となります。


「AIで月収20万」の巧妙な手口と実態

ここからは、株式会社クレアの事案でも見られたような「AIを活用したライティングやデータ入力」をうたう手口について、もう少し踏み込んで見ていきましょう。

「スキルプラス」のような名称でAIの活用を謳うケースでは、「専門知識ゼロでもAIが記事を書いてくれるから、誰でもプロのライターになれる」「コピペするだけで報酬が発生する」とアピールします。

確かに、現在普及している生成AIツールを使えば、ある程度の文章を自動生成することは数秒で可能です。

しかし、AIが作った文章をそのまま納品して「月収20万円」を稼げるほど、世の中のビジネスは甘くありません。

実際のWebライティング市場との大きなズレ

私は普段からブログ運営や記事作成に携わっていますが、実際のWebライティングの現場では、AIが出力した文章をそのまま納品することはご法度とされています。

AIの文章は、もっともらしい嘘をつく「事実誤認(ハルシネーション)」を含むことが多々あります。

また、文章のトーンが不自然であったり、検索エンジンの評価を落とすような機械的な表現になりがちです。

そのため、人間の目による入念なファクトチェック、最新情報の追記、そして何より「筆者独自の経験に基づいたオリジナルな視点」の追加が絶対に不可欠なのです。

プロのライターは、AIをあくまで「リサーチの補助」や「構成の壁打ち相手」といった下書きツールとして使いこなし、最終的な品質は自身のスキルと責任で担保しています。

高額サポートの正体は「薄っぺらいマニュアル」

悪質な業者は、こうした「現実の厳しさ」や「責任の重さ」を意図的に隠し、AIの便利さだけを誇張して伝えます。

数十万円という高額なサポート契約を結んで提供されるのは、ネットで検索すれば無料で手に入るような薄っぺらいAIの操作マニュアルや、誰も見ないようなブログの開設手順書だけ、というケースがほとんどです。

結果として、業者の言う通りに作業をしてAIで記事を量産しても、誰も読まない、どこからも仕事の依頼は来ない、全く稼げないという現実を突きつけられます。

そして手元には、消費者金融で借りた高額な借金だけが残ることになるのです。

「1ヶ月で初案件獲得」「すぐに月収20万円達成」といった、業者側が用意した(しばしば捏造された)一部の成功体験を真に受けてはいけません。

※画像はAIによるイメージ

被害に遭わないための3つの防衛策

では、こうした巧妙な罠に引っかからないためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。

私が家計サポート発信者として常々お伝えしている、自分と家族を守るための「3つの防衛策」をご紹介します。

1. 運営会社の情報を徹底的に調べる
SNSの広告や紹介ページからサービスに登録する前に、必ず「特定商取引法に基づく表記」というページを確認してください。

ここには、会社名、代表者名、所在地、電話番号の記載が義務付けられています。

もしこの表記自体が存在しなかったり、所在地をGoogleマップ等で検索してただのレンタルオフィスや実態のない古いアパートであったりした場合は、非常に危険です。契約は見送るのが賢明です。

また、「会社名+評判」「会社名+副業」などで検索し、過去に消費者庁からの注意喚起や悪い口コミがないかを確認する癖をつけましょう。

2. 「絶対」「必ず」という言葉を徹底的に疑う
投資や副業の世界に、「絶対稼げる」「ノーリスク」「何もしなくても」は存在しません。

もし本当に、誰でも簡単にスマホをタップするだけで月収20万円稼げる魔法のような方法があるのなら、業者はわざわざ多額の広告費を使って赤の他人に教えたりはしません。自分たちだけでこっそり稼いでいるはずです。

「あなただけに特別に教えます」という甘い言葉には、必ずあなたからお金を搾取しようとする裏の目的があると考えましょう。

3. 迷ったら必ず第三者や公的機関に相談する
電話での勧誘中に「今日中に契約すれば半額になる」「今なら特別枠が空いている」などと契約を急かされても、絶対にその場で決断してはいけません。

「即決を迫る」のは、相手に冷静に考える時間を与えないための典型的な詐欺の手口です。

一度電話を切り、「家族に相談してから決めます」と持ち帰ってください。

そして、家族や友人、あるいは消費者ホットライン(局番なしの「188」)に電話をして、第三者の意見を求めてください。客観的な視点を入れることで、冷静な判断を取り戻すことができます。

もし「スキルプラス」等で高額な契約をしてしまった場合の対処法

万が一、業者の巧みな話術に乗せられて高額な契約を結んでしまった場合でも、絶対に諦める必要はありません。

・まずは「クーリング・オフ」を検討する
電話勧誘販売や訪問販売に該当する場合、法定の契約書面を受け取ってから8日以内であれば、無条件で契約を解除できる「クーリング・オフ」が可能です。

副業サポートの契約も、電話で勧誘されて契約した場合はこれに該当するケースが多いです。

・8日を過ぎていても諦めない
また、クーリング・オフ期間を過ぎていても、業者の説明に虚偽(「絶対に稼げる」といった不実告知)があった場合や、断っているのに無理やり契約させられた場合などは、消費者契約法や特定商取引法に基づいて契約を取り消せる可能性があります。

・一人で抱え込まずに専門家へ
業者に直接「解約したい」と伝えても、「マニュアルを渡したから返金できない」「違約金がかかる」などとはぐらかされることがほとんどです。

一人で悩まず、まずは一刻も早くお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)や、消費者問題に詳しい弁護士に相談することが解決への第一歩です。

お金を取り戻せる可能性はゼロではありません。恥ずかしがらずに声を上げてください。


考察・見通し:副業ブームの裏に潜むリスクと今後の法規制

今回取り上げた株式会社クレアの「プラス1job」や「スキルプラス」にまつわる事案は、決して過去の話ではなく、現在も形を変えて行われている悪質ビジネスの氷山の一角に過ぎません。

私自身、過去に家計を少しでも楽にしようと様々な情報に振り回され、結果的に時間と労力を無駄にして疲弊してしまった経験があります。

だからこそ、日々の生活に不安や焦りを抱える方々の「すがるような気持ち」につけ込み、さらなる借金地獄へと突き落とすようなビジネス手法には、強い憤りを感じずにはいられません。

筆者としては、今後こうした悪質な事業者に対する国や自治体の取り締まりは、さらに強化されていくと予測しています。

現行の特定商取引法や景品表示法に加え、SNS上のステマ規制なども導入されましたが、業者の手口は日々巧妙化し、会社名やサービス名を変えては同じような手口を繰り返す「いたちごっこ」が続いているのが現状です。

特に生成AIを用いた情報商材やサポートサービスに関しては、「ツールの使い方を教えているだけ」と主張する業者も多く、どこまでが技術の正当な提供で、どこからが誇大広告・詐欺に当たるのか、法的な線引きが難しい部分もあります。

だからこそ、法律や規制が追いつくのを待つのではなく、私たち消費者自身が「情報を見極める力(リテラシー)」を高めていくことが最大の自衛策になるのです。

副業は、いきなり月に何十万円も大きく稼ごうと焦る必要は全くありません。

まずは生活の足元を整え、不要な支出を見直すことから始めましょう。

そして副業に挑戦するなら、クラウドソーシングサイトなどで数百円のアンケート入力や、自分の趣味を活かした小物作りといった「確実で身の丈に合った作業」から始めるべきです。

「自分が提供できる価値は何か」「その対価として妥当な金額か」を常に冷静に考え、お金を払わなければ始まらないような、手間と効果が見合わないものは勇気を持って見送る。

そうした地に足のついた小さな一歩の積み重ねこそが、結果的に最も安全で確実な収入アップへの道だと私は確信しています。


まとめ

2023年4月に消費者庁が注意喚起を行った株式会社クレアの「プラス1job」や「スキルプラス」といった副業支援サービスでは、高額なサポート費用を請求され、多額の借金を背負わされるトラブルが急増しています。

「AIで簡単に稼げる」「1日10分のスマホ作業だけ」といった甘い言葉は、物価高などで経済的な不安を抱える消費者の焦りにつけ込む巧妙な手口です。

副業を始める際は、必ず運営会社の情報を徹底的に確認し、「仕事をするためにお金を払う」という不自然な構造のサービスには絶対に手を出さないようにしましょう。

万が一、高額な契約を結んでしまったなどトラブルに巻き込まれた場合は、一人で抱え込まず、すぐに消費生活センター(消費者ホットライン188)へ相談することが重要です。

焦らず、怪しい儲け話はきっぱりと断り、自分のペースで安全な副業を選びながら、着実に家計の基盤を築いていきましょう。


よくある質問

Q. クラウドソーシングサイトで仕事を探していたら、「LINEに登録して詳細を説明します」と言われました。安全ですか?

クラウドソーシングのプラットフォーム外(LINEや個人のメール等)でのやり取りに誘導する行為は、多くのサイトで規約違反とされています。そこから高額な情報商材の販売や詐欺的なサポート契約の勧誘につながるケースが非常に多いため、絶対に応じず、サイトの運営に通報してください。安全な仕事は、すべてプラットフォーム上で完結します。

Q. データ入力やWebライティングの本来の報酬相場はどれくらいですか?

初心者の場合、データ入力なら時給換算で数百円程度、ライティングなら1文字あたり0.1円〜0.5円程度からスタートするのが一般的です。最初から「未経験で1文字2円」「簡単なデータ入力で月30万円保証」といった案件は、詐欺を疑うべき不自然な高単価と言えます。相場を知ることが身を守る盾になります。

Q. 本当に稼げるようになる副業スクールは存在しないのでしょうか?

プログラミングやWebデザイン、動画編集など、専門的なスキルを教える優良なスクールは存在します。しかし、それらはあくまで「技術の習得」を目的としており、「絶対に稼げる」「確実に仕事を紹介する」といった利益の保証はしていません。実績のある講師陣や明確なカリキュラムがあるか、そして受講料が適正価格かを見極めることが大切です。


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— 北原 さやか

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